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2010年 11月 20日
16歳からオートバイに乗り始めて24年 長いバイク乗り人生です 先日も 郡上の方から下呂に抜ける せせらぎ街道を 走って来ました 独りで走りながら 新しい景色を楽しんでます スピードを上げて行くほど 大きくなる 寒さと恐怖を体感しながら 詩が浮かびました 久しぶりの散文詩は これ。 ~剥き出しの恐怖~ 二つの黒い車輪に跨って 速度を上げる 風景が少しづつ鋭さを 増していき 心の中は 恐怖で満たされていく 叫び挙げる心臓の 扉を閉める 霞む高速の景色に 曲線の道が迫る 剥き出しの鼓動を持つ 鉄の馬に命を乗せていく 少しづつ車輪を寝かせていき すべてが一体になる 圧倒的に違う速度域の中で 独り 剥き出しの鼓動が連れていく 剥き出しの恐怖 息も出来ないくらいの速度域の中で 独り 剥き出しの恐怖が連れていく 剥き出しの世界 高速の中で 鉄の馬に話しかける もう少し 速度を上げてみようか もう少し 俺を信用してくれるかい 一緒に 恐怖に近づいてくれるかい 圧倒的に違う速度域の中で 二人 剥き出しの鼓動が連れていく 剥き出しの恐怖 息も出来ないくらいの速度域の中で 二人 剥き出しの恐怖が連れていく 剥き出しの世界 二つの黒い車輪に跨って 速度を上げる 風景が少しづつ鋭さを 増していき 心の中は 恐怖で満たされていく ![]() 2010年 11月 03日
みなさんにも 大切な記憶があると思います 俺にも そんな大切なものがあります 自分だけの引き出しに しまってあります そんな記憶を 詩にしました 久しぶりの詩は これ。 ~記憶の肌触り~ 今も憶えている 記憶の肌触り 左腕に残る 裏返しの感触 通りすがりに鼻に残る 想い出 月明かりに照らされ 浮かぶ輪郭 目の前には 記憶の肌触り 自己完結するしか道のない 誰も知らない 記憶の肌触り それは どこから 来たのか? それは どこへ 行くのか? 意志のゆがみを 乗り越えて 俺の目の前には 記憶の肌触り とても暖かい 記憶 2010年 09月 09日
少しづつ 湧き上がる 心の邪念 それは 自然な事なのか それとも 悪い事なのか 答えを見つけられないまま 広がる邪念。 そんな気持ちで 今週の詩はこれ。 ~宇宙深奥の邪念~ 目を閉じれば 砂粒の邪念が広がる それは宇宙の奥深くにも 見えるだろう 黒い塊の中で動く 深海魚 青く光る背骨に宿る 邪念 目を開ければ 水滴の邪念が広がる それは宇宙の奥深くにも 溜まるだろう 絡みつく心の中で叫ぶ 縄文杉 強く握る枝葉に宿る 邪念 目で捉えるな 目に写る邪念に 色は無い 頭で考えるな 海馬に残る邪念に 意味は無い 目を閉じれば 砂粒の邪念が広がる それは宇宙の奥深くにも 見えるだろう 目を開ければ 水滴の邪念が広がる それは宇宙の奥深くにも 溜まるだろう 妖しい邪念は 宇宙深奥に輝く すべて そこから 始まる 妖しい邪念は 宇宙深奥に染まる すべて そこから 始まる 2010年 08月 26日
最近 よく雷を見ます 昔から雷が好きで 飽きることなく眺めてます 今回の詩は そんな雷の詩を書いてみました 俺にとっては 激しい落雷も 励ましに感じるんです 不思議なモンです あのゴロゴロ ピカッ メリメリッってやつが 最後の日に 話しかけてくれるんじゃないか そんな気がします。 そんな気持ちで 今週の詩はこれ。 ~のた打ち回る雷のささやき~ 肺の中 薄目を開けて泳ぐ 積乱雲 この世が終わる 三日前 脳の中 息を殺して泳ぐ 積乱雲 この世が終わる 二日前 大空に 太鼓の音が響きわたり 悲しみの雨が 降りしきる 花は美しさを増し 歌声は深く 鐘は心臓と 交差する 西の方角に 輝く亀裂 のた打ち回る雷が 話しかける 一緒に 笑ってくれるかい? 最後に 一緒に笑ってくれるかい? この世が終わる 少し前 この世が終わる ほんの少し前 2010年 08月 19日
8月19日 木曜日 工房の休日 今週の詩は これ。 ~休日~ てきとうに 考えて てきとうに 暮らす てきとうに 歩いて てきとうに 休む てきとうに 寝転がって てきとうに 尻をかく てきとうに ぼんやりして てきとうに 返事をする だって いつも きちんとじゃ 疲れるでしょ てきとうに 包み込んでくれるさ 休日って やつは |
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